校長挨拶
 
 本校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 本校は、磯原高校と北茨城高校が平成19年に統合され、平成20年に第1期生が入学した全日制・普通科・単位制高校です。
 前進となった磯原高校と北茨城高校は、全国・地域社会はもとより、プロ野球や社会人スポーツ、そして芸能の分野にまで多数の人財を輩出してきました。
 本校は、二つの高校の伝統の上に、「真摯にしてまなざし高く」という校訓、「文武不岐」という教育理念、これを具現化する「あ(挨拶)・そ(掃除)・ぶ(部活)・べ(勉強)・な(仲間)」をモットーとして掲げ、高校生活のあらゆる教育の機会を通じて、生徒一人ひとりの人間的成長を促し、将来、自己実現を通して社会の幸福の実現に貢献できる人財の育成に取り組んでいます。

 授業では、1年次は全員共通の科目で基礎・基本を身につけた上で、2年次から「スタンダードコース」「ビジネス情報コース」「理数重点コース」に分かれて学び、生徒の多様な進路ニーズに応えられるようにコース設定がなされています。
 また、北茨城市出身で日本の三大童謡詩人の一人、野口雨情を偲ぶ「雨情を偲ぶ会」や「しぶき祭(文化祭)」、芸術鑑賞会等の統合前からの伝統行事に加え、インターンシップや修学旅行等、仲間との絆を深め、楽しみながらも人間関係形成能力を育むことができる学校行事、そして、部活動では、県大会だけでなく、関東・全国大会で活躍したり、独自の取組がメディアに取り上げられたり、校内外のイベントで取組を披露したり等、各部活動によって多彩な活動をしており、生徒一人ひとりが自分を磨き、輝かせ、活動を通じて「人財力」を向上させることができる様々な機会(学びの場)が用意されています。

 本校の「郷英」という名前は、風光明媚な郷土に根ざした人間力豊かな俊英の輩出を期して付けられました。

 保護者の皆様、地域の皆様、本校は、今後も生徒一人ひとりを大切に人財育成に取り組み、信頼される学校づくりに邁進して参りますので、ご理解・ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 中学生のみなさん、私たち教職員一同は、各界で活躍する本校の先輩方のように、みなさんが社会の中で自らの役割を果たして自立し、豊かな人生を歩んでいけるよう、みなさんの「成長」を全力でサポートしていきます。お待ちしています。

                                                 茨城県立磯原郷英高等学校 校長 長山 祐司