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　平成30年3月22日に3学期の表彰伝達式および終了式を執り行いました。
　表彰伝達式では，ウェイトリフティング部，書道部，弁論大会，読破大賞が表彰されました。それぞれが自分の得意な分野で表彰され，照れた笑顔が眩しく感じました。
　
　
　
　終了式では，校長先生から以下のお話をいただきました。

　今日は，学校の一年の締めくくりの日です。節目の日には，節目の日の過ごし方をしましょう。
　皆さん，今年１年間を振り返っていかがでしたか。良くできた･上手くいったことは何ですか。どうして上手くいったのですか。あまり良くできなかったことは何ですか。どうして出来なかったのですか。上手くいかなかったのですか。皆さん一人一人思うことがあると思います。振り返りをしましょう。
今日はそういう日です。
　「初心忘るべからず」という言葉があります。物事を始めたときの未熟な自分を忘れずに努力し続けることの大切さを教えている言葉ですが，最近では，物事を始めたときの新鮮な気持ちを忘れずに励みなさいと理解している人も多いようです。
　先日　高校入試の合格発表があり，来年度の新入生が，昇降口で自分の合格を嬉しそうに見ていました。皆さんも同じ経験をして，ここにいると思います。高校に合格した日の感動を時々思い出し，希望にあふれた日のことを時々思い出して欲しいと思います。
　さて，この１年間，私は折にふれ，「命の大切さ」をお話ししてきました。皆さんが，無事に１年間過ごしてくれたことに感謝します。ありがとうございます。
　卒業式でもお話ししましたが，決して世界は平和な国ばかりではありません。現在もシリアでは内戦が続き何十万人という死者が出ています。
　私たちは，この平和で自由な国に生まれ育っています。そして皆さんはたくさんの人に守られて生活しています。保護者や先生といった人を始め地域の人々に応援してもらっています。部活動をしている人は，よく分かると思います。私たちは，そういった人達に感謝の気持ちを持って生活しましょう。そして，与えられた命を大切に，自分の目標を定めて積極的な生き方をしましょう。
　皆さんの日々の生活の中で，何か本当に些細なこと・小さなことでいいのです。「昨日の自分より今日の自分は違う。」と思えるような生き方をして欲しいと思います。
　そして今日の節目の日に，「ほんの少しでも成長した自分がいたなら，自分を褒める」ことをして欲しいと思います。去年は，欠席１０日だったけれど今年は5日に減ったとか。苦手なタイプの人とも話ができるようになったとか，それぞれの部活動での自分の成長とか、何でもかまいません。自分の成長を確認して下さい。何にも思いあたらない人がいるかもしれません。でもあなたは，1年間学校生活を無事終えることが出来ましたよ。立派な成長です。
　皆さんが今日，修了式に臨んでいることは，何かしらを一生懸命頑張った証です。１年間頑張りましたね。春休みも有意義に過ごして下さい。そして４月６日にまた元気な姿を見せて下さい。